こんにちは はらだ眼科事務長の原田です。
先日「労働法関係法改正と人材採用戦力」という講習会に参加してきました。
思っている以上に少子化は進んでいるようです。
これにより労働力人口が減少しており
今後の求人難はいよいよ深刻なようです。
対策としては、
有給の取得増加と労働時間の削減が有効だそうです。
確かに休みは大切です、
残業の増加も問題です。
しかし人はいない・・・??
経営面からみると
我々のような職業は専門職が多く、
抜けた穴を補うための人員を探すのも大変なのと
費用も大きくかかる問題もあります。
額にもよりますがお財布の中は変わっていないのに
大幅な費用増加が必要になるというのは大きな問題です。
でも、なんとかやっていかないと明日はないのでしょう。
働き方改革の本質は
その企業は信頼できる企業ですか
という事だと私は思います。
信頼を得るには規則と実績がある事が大切です。
規則と実績を作るには、
企業のトップから見た
職員さんは信頼できますかという事も
必須条件だと思います。
企業が疲弊して
力尽きてしまわないように
うまく運用する為にはどうすればいいのかについて
トップと一緒の目線を持って考えてくれることも必要です。
相互の信頼がなければ
「お金」「人」「時間」と
3要素が矛盾だらけの
働き方改革は成功しないと思います。
年齢やその時の状況によって
必要なものや望むものは人それぞれです。
その人に必要な何かを必要な時に
必要な量だけを十分に他の職員の痛みを伴わず
企業は手を差し伸べる事ができるかが問われる
というか実績が必要な時代になってきました。
当院はありがたいことにきっとここに来るのが嫌なのね
といったような雰囲気は院内にはなく
職員さんは若さもありいつもはつらつとした顔で
出社してくれています。
が、みんな少しずつ年齢も上がってきます。
20歳で入社した職員が今年29歳になります。
35歳で入社した職員も40歳になります。
結婚、病気、子育ていろんなライフステージで
キャリアを諦めず働けるためには、
遠慮なくしんどい時はしんどいと言えるようにするには、
経営者の手腕も試されている時代がやってきたと思います。
どうすればいいのかを相互に考えるだけではなく
今年はどこよりも速く
着手、実行する1年にしていきたいと思います。