明けましておめでとうございます。
はらだ眼科院長の原田です。
2020年は初めから終わりまでほとんど「新型コロナウイルス」一色でしたね。
2019年は公私の諸問題が一気に解決された勢いで何十年ぶりに海外旅行に家族でも医院でもと
欲張って行ってしまい、さすがにちょっとやりすぎたかな、と若干反省しておりましたが、
新型コロナウイルス感染が蔓延して海外旅行不可能な状況がこうも長引くと、
あの時思う存分に行っといて本当に良かったと考えが変わりました。
今年の前半は近所のドラッグストアにマスクを確保するため日曜朝早くから家族総動員で並んでみたり、
壊れた体温計の補充がなかなかできなかったり、必要なものが手に入りにくい状況が続き物品の確保に右往左往しました。
その後もコロナは治まらず、空いた時間には職員と上手くストレス発散をする方法を話し合ったりもしました。
そんな中みんなで知恵を絞って行った歓迎会やクリスマス会はいつもと違ってまた今年らしく忘れられない思い出になりました。
こんなご時世なので、毎年年末に行われていた大学の友人との忘年会も初めて
オンラインでの忘年会となりました。
事前連絡で準備しておくこととなった焼き鳥、ビールをパソコンの前に用意して、
3時間ほどたわいない話などで旧交を温めました。
参加した呼吸器内科の友人に新型コロナウイルス感染についての話を聞いたのですが、
高血圧や糖尿病などの基礎疾患があると症状が重篤になりやすく、インフルエンザ
などの他の呼吸器感染症と比べて生活の質に影響が出るような様々な後遺症が残る
可能性が遥かに高い、といったことを教えてもらいました。
また、SARS, MERSといった今までのコロナウイルス感染症は日本以外の地域ではまだ
完全に収束しておらず、治療法も確立していないため今後も地球上から消えることは
考えられず、今回の新型コロナウイルスもまだまだ長引くことが予想される、との
ことでした。
ただ、新型コロナウイルスに対する有効性の高いワクチンが次々と海外で開発・承認
されており、日本でも今年中に接種が開始される、といった知らせもあり、集団免疫
が獲得できれば国内での感染爆発の心配がなくなると予想できるので、今後は今まで
よりも良い兆しが見られそうです。
当院では新型コロナウイルス感染が本格的に拡大し始めた時期よりもかなり前の
昨年2月から、職員全員にマスク、ゴム手袋、フェイスシールドの使用を開始し、
院内のこまめな換気やアルコール、次亜塩素酸水での消毒といった感染予防策を
継続しております。
今年も皆様方が安心して受診していただけるよう、私と職員全員が一丸となって
最善を尽くしていく所存ですのでよろしくお願いいたします。