こんにちは、中内です。
11月24日(木)に行われた
笠岡医師会主催学術講演会に参加してきました!
講師は川崎医科大学付属川崎病院の眼科部長である
長谷部聡先生で
テーマは「学童期の近視進行予防への挑戦」です。
近見作業時の調節ラグによる眼軸の過伸展が
学童期の近視進行の原因ではないかという仮説のもと
学童期に累進レンズの使用と
単焦点レンズを使用するグループに分けて
近視の進行を追っていく実験をされたとの研究は
視能訓練士の私が想像するに、
根気と協力者が必要な大変な研究だと思いました。
残念ながら実験の結果、現段階では
臨床的に累進レンズの効果があるとはいえないようですが
私自身も近眼で、小学生の頃から眼鏡をかけていたので
今後このような研究が繰り返されることによって
いつか、眼鏡をかける人がいない時代が
やってきたらいいのになあと心から思います。
本を読んだり、机に向かって勉強も大切ですが
お子さんは是非、たくさん外に出て遊んでください♫