こんにちは、はらだ眼科視能訓練士の中山です。
タイトルにもある通り今回のブログは白内障についてです。
白内障とは簡単に言うと、
目の中にあるレンズの役割をしている水晶体が白く濁った状態をいいます。
白内障の原因で最も多いのは加齢現象によるもので、
他には目の病気に続いて起こるもの、薬物によるもの、先天性のものなどがあります。
白内障の症状で代表的なものは、
物がかすんで見える、二重に見えたり、まぶしく感じます。
白内障の濁りが進行すると視力低下を生じ、生活に支障が出てくる方が多いです。
当院では、白内障の濁り具合を詳しく調べるために、散瞳検査を行ないます。
散瞳検査を行なうと、目薬の影響で4~5時間ほど見えにくくなるため、
ご自身での車の運転が見え方が戻るまではできなくなります。
白内障の検査をご希望の場合はどなたかに送迎してもらうことをお勧めします。
白内障は目薬によって進行を遅らせることができる場合がありますが、
目薬では治すことができないので手術が必要になります。
次回のブログでは白内障の手術を受けることが決まった場合の
当院での流れなどを説明します。